甲府市での外壁塗装。外壁塗装以外の付帯部も塗った方がいい?
甲府市、笛吹市を中心とした
山梨県全域で外壁塗装・
屋根塗装工事を承っております
有限会社アマノ塗装店
こんにちは。 山梨・甲府市の塗り替え専門店、アマノ塗装店です!! いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
甲府市で外壁塗装をご検討中の皆様は、「外壁塗装」という名前を聞くと、当然ながら建物の外壁だけを塗り替えるイメージを持たれるかもしれません。しかし、外壁塗装の見積書には、「付帯部塗装」という項目が含まれていることが一般的です。この「付帯部」とは一体何なのか、「外壁塗装とセットで塗る必要があるのか」「費用を抑えるために付帯部は省いても良いのだろうか」と、疑問や不安を感じて検索されている方も多いでしょう。私たちも甲府市のお客様から、付帯部の重要性についてよくご質問をいただきます。
この記事では、甲府市で外壁塗装を考えている方に向けて、「外壁以外の付帯部も塗るべきなのか?」という疑問に対し、付帯部の名称や役割、塗装を行うメリットと行わないデメリットを詳しく徹底解説します。
この記事を読むことで、外壁塗装の際に付帯部塗装が必要な理由と、その重要性が明確に分かります。また、付帯部塗装が住宅全体の耐久性や美観に与える影響を理解し、外壁塗装全体の費用内訳と工程について適切な知識を身につけ、安心して業者選びができるようになります。
このコラムは、甲府市やその近郊で屋根塗装・外壁塗装を検討中の方、外壁塗装の見積もりの内容で付帯部について疑問をお持ちの方は、ぜひ最後まで読んでみてください!
徹底解説!甲府市の外壁塗装で一緒に塗るべき付帯部の名称
甲府市で外壁塗装を行う際、メインとなる外壁と屋根以外の、建物の細かなパーツのことを「付帯部」と呼びます。付帯部は、建物を雨水や紫外線から守る重要な役割を担っており、外壁塗装の必要性を判断するためにも、まずは付帯部の名称と役割を理解することが重要です。
軒天(のきてん)は甲府市の外壁塗装において見落とせない付帯部
軒天(のきてん)とは、外壁から外側に突き出ている屋根の裏側、つまり軒(のき)の裏側の天井部分を指します。ベランダやバルコニー、玄関ポーチの屋根の裏側も軒天に含まれます。
軒天の役割は主に3つあります。1つ目は、火災時に火が窓から屋根裏へ回るのを遅らせる「防火機能」、2つ目は、風雨の吹き込みを防ぐ「防水機能」、そして3つ目は、屋根裏にこもる湿気を排出する「通気機能」です。軒天は湿気がこもりやすい性質を持つため、外壁塗装の際には透湿性の高い専用の塗料で塗装されることが一般的です。軒天にひび割れや剥がれが生じると、雨水が侵入し、屋根裏の木材を腐食させ、雨漏りの原因となるリスクが高まります。
破風(はふ)と鼻隠し(はなかくし)も甲府市の外壁塗装で必須の付帯部
破風(はふ)と鼻隠し(はなかくし)は、どちらも屋根の端、軒先に取り付けられている板状の部材です。破風は屋根の妻側(けらば)と呼ばれる傾斜部分の先端、つまり雨樋が取り付けられていない側にある板を指し、鼻隠しは屋根の軒先、つまり雨樋が取り付けられている下地となる板のことを指します。
これらの付帯部の主な役割は、屋根の下地材を保護し、雨水の侵入を防ぐことです。特に破風は、横からの強風や雨から屋根の内部を守る重要な役割があり、また、延焼防止の機能も担っています。鼻隠しは、雨樋を固定する下地としての役割も大きいです。どちらも紫外線や雨風に常にさらされており、外壁塗装の際に塗装することで、耐久性を高め、屋根全体の寿命を延ばすことにつながります。
雨樋(あまどい)は甲府市の外壁塗装において最も劣化しやすい付帯部の一つ
雨樋(あまどい)は、屋根に降った雨水を軒先に集め、地上や排水口まで適切に流すための筒状の付帯部です。雨樋がなければ、屋根から直接落ちた大量の雨水が外壁や基礎に激しく当たり、外壁の劣化を早めたり、地盤をえぐったりする原因になります。
雨樋の多くは塩化ビニルなどのプラスチック製で、紫外線や熱の影響を受けやすく、ひび割れや歪みが生じやすい付帯部です。塗装をせずに長期間放置すると、雨樋の素材自体が脆くなり、割れてしまうリスクがあります。外壁塗装のタイミングで付帯部である雨樋も塗装することで、塗膜で紫外線から保護し、耐久性を大幅に向上させ、雨水を適切に排水する役割を維持します。
水切り(みずきり)や幕板(まくいた)も甲府市の外壁塗装で保護が必要な付帯部
水切り(みずきり)とは、主に外壁と基礎の間など、外壁材の継ぎ目や切り替わる部分に取り付けられている金属製の薄い板状の付帯部です。外壁を伝って流れてきた雨水が、土台や基礎内部に直接染み込むのを防ぐ役割があります。
水切りや、1階と2階の外壁材の境目にある幕板(まくいた)といった付帯部も、紫外線や雨風に常にさらされています。特に金属製の水切りはサビが発生しやすく、サビが進行すると穴が開いてしまい、そこから水が侵入して基礎を傷めるリスクがあります。外壁塗装の際にこれらの付帯部も塗装して保護することが、住宅の防水機能を維持するために重要です。
その他、甲府市の外壁塗装で一緒に塗る付帯部
上記でご紹介した主要な付帯部以外にも、外壁塗装の際に塗装が必要になる付帯部は多数存在します。
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シャッターボックス・雨戸:窓に取り付けられたシャッターや雨戸を収納する箱状の部分や、雨戸本体です。金属製の場合、サビが発生しやすいため、外壁塗装時に塗装して耐久性を維持します。
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換気フード・排気口:キッチンや浴室などの換気扇の排気口を覆う金属製のカバーです。これもサビから守るために塗装が必要です。
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庇(ひさし):窓などの開口部の上に取り付けられた小さな屋根です。鉄製の場合はサビ防止、木製の場合は腐食防止のために塗装が必要です。
甲府市の外壁塗装で付帯部塗装を行うことによる大きなメリット
甲府市で外壁塗装を検討する際、費用面から付帯部塗装を省こうと考える方もいるかもしれません。しかし、外壁だけでなく付帯部塗装を同時に実施することは、住宅の長期的な維持において計り知れないメリットをもたらします。
住宅全体の耐久性が向上することが甲府市の付帯部塗装の最大のメリット
付帯部の多くは外壁材よりも薄く、材質もプラスチックや木材、薄い金属などであるため、外壁よりも劣化の進行が早い傾向があります。塗装による保護がないと、劣化が進んだ付帯部は本来の防水や保護の役割を果たせなくなってしまいます。例えば、ひび割れた雨樋からは雨水が適切に排水されず、外壁に流れ落ちて外壁の劣化を早めることになります。
外壁塗装と一緒に付帯部塗装も行うことで、付帯部に新しい塗膜が形成され、防水性や紫外線への耐久性が大幅に回復します。私たちアマノ塗装店では、外壁の塗料と同じ、またはそれ以上の耐久性を持つ塗料で付帯部塗装を行うことを推奨しています。これにより、建物を雨漏りや構造材の腐食から守り、外壁の寿命と住宅全体の耐久性を大きく向上させることが、付帯部塗装の最大のメリットです。
外壁と付帯部の統一感により甲府市の住宅の美観が格段に向上するメリット
外壁塗装をすることで外壁自体は新築のように美しくなりますが、もし付帯部が色あせたまま、あるいは塗膜が剥がれたままだと、その部分だけが浮いて見え、住宅全体の美観は大きく損なわれてしまいます。
以前、甲府市の住宅を点検した際、外壁は綺麗なオフホワイトでしたが、鼻隠しと雨樋が長年の紫外線で完全に色あせて白っぽくなり、外壁とのコントラストで非常に古びた印象を与えていました。お客様も「外壁は綺麗なのに、付帯部のせいで家全体が古く見えてしまう」と悩んでいらっしゃいました。
外壁塗装の際に付帯部も外壁の色と調和するように塗装することで、住宅全体に統一感が生まれ、美観が格段に向上します。付帯部塗装は、単なる保護だけでなく、外壁塗装の仕上がりを完成させるための重要な要素でもあるのです。
足場代の節約につながることが甲府市の付帯部塗装の費用面のメリット
外壁塗装には、作業の安全性を確保するために必ず足場を設置する必要があり、この足場代は外壁塗装全体の費用の15%程度を占める大きなコストです。一般的な30坪の住宅の場合、足場代だけで15万円から30万円程度が相場となります。
外壁塗装と付帯部塗装を同時に行うことで、一度の足場設置で全ての塗装作業を完了できます。もし付帯部の塗装を省略し、数年後に付帯部だけが先に劣化して塗装が必要になった場合、再度足場を組む必要が生じ、その都度、高額な足場代が発生してしまいます。外壁塗装と付帯部塗装を一度に済ませることは、将来的な足場代の発生を防ぐことができ、トータルで見た場合の住宅維持の費用を抑えることができる、非常に経済的なメリットがあります。
付帯部塗装をしないことによる甲府市の住宅へのデメリット
甲府市での外壁塗装の際に付帯部塗装を省くという選択は、一時的な費用削減にはつながりますが、長期的な視点で見ると、住宅にとって看過できない深刻なデメリットが発生するリスクが高まります。
劣化の進行が早まり甲府市の住宅の損傷リスクが高まるデメリット
付帯部は外壁よりも劣化の進行が早いため、塗装による保護を怠ると、その劣化は急速に進みます。特に木製の破風板は塗膜が剥がれると雨水を吸い込みやすくなり、腐食やシロアリ発生の原因となります。また、金属製の水切りやシャッターボックスはサビが進行し、外壁や基礎の構造部にまで劣化が及ぶリスクがあります。
付帯部の損傷は、雨漏りや建物の躯体(くたい)の腐食といったより大規模なトラブルを引き起こす引き金となります。例えば、軒天の劣化から屋根裏に雨水が侵入し、断熱材の性能低下や木材の腐敗につながるケースは少なくありません。付帯部塗装をしないことで、将来的に高額な修繕費用を支払うリスクを負うことが、付帯部塗装を省く最大のデメリットです。
外壁塗装の美観が損なわれ甲府市の住宅の見栄えが悪くなるデメリット
外壁を新しく塗り替えたにもかかわらず、付帯部の塗装をしないと、その部分だけが古びて見え、住宅全体の見栄えが悪くなります。外壁が美しくなることで、塗装されていない付帯部の劣化が逆に際立ってしまうのです。
甲府市で外壁塗装をされたお客様の中には、「外壁が綺麗になった分、汚れた雨樋やシャッターボックスの劣化が以前より目立つようになってしまい、後悔している」という声を実際に聞くことがあります。特に外壁の色と付帯部の色に濃いコントラストがある場合、このデメリットは顕著に現れます。付帯部塗装をしないことは、外壁塗装で得られるはずの美観向上というメリットを失ってしまうことにつながります。
メンテナンスサイクルが乱れ甲府市の住宅維持のコストが増加するデメリット
外壁塗装の際に付帯部塗装を省くと、付帯部だけが先に耐用年数を迎え、外壁の塗り替え時期よりも早く塗装が必要になる可能性が非常に高いです。その場合、付帯部の塗装のためだけに、再度足場を組み直す必要が出てきます。
この再度の足場設置には、外壁塗装時と同程度の足場代(15万円~30万円程度)が費用として発生します。外壁塗装と付帯部塗装を同時に行っていれば一度で済んだはずの足場代を、何度も支払うことになってしまうため、住宅を維持するためのトータルコストが増加してしまうという経済的なデメリットが生じます。
まとめ
甲府市で外壁塗装をご検討されている方に向けて、「外壁以外の付帯部も塗るべきなのか?」という疑問について、付帯部の名称や役割、塗装のメリット・デメリット、費用相場といった具体的な情報を交えて詳しく解説しました。
付帯部は、軒天、破風・鼻隠し、雨樋、水切りなど、住宅の美観を維持し、建物を雨水から守る上で欠かせない重要なパーツです。外壁塗装と同時に付帯部塗装を行うことで、住宅全体の耐久性向上、美観の統一、足場代の節約といった長期的なメリットが得られます。付帯部塗装を省略することは、劣化の進行を早め、雨漏りや修繕費用増加のリスクを高めるという大きなデメリットにつながります。
外壁塗装を検討する際には、付帯部の重要性を理解し、外壁と同じメンテナンスサイクルで質の高い塗装を行うことが、甲府市で長く安心して暮らすための秘訣です。
甲府市で屋根塗装・外壁塗装をご検討されている方は、是非この記事を参考にしてください! 甲府市で屋根塗装・外壁塗装ならアマノ塗装店へおまかせください!