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塗料の種類①

スタッフブログ豆知識 2021.06.06 (Sun) 更新

みなさま、こんにちは!

外壁塗装・屋根塗装専門店のアマノ塗装店です!

アマノ塗装店外壁塗装・屋根塗装専門店です。

甲府市・笛吹市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装の
プロフェッショナル集団です。

 

新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さま、および関係者の皆さまに

心よりお見舞い申し上げますとともに、1日も早い収束を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

皆様 こんにちは(*^^*)

今日の担当は、甲府ショールーム受付嬢(?)です

 

前回までは、色決めのヒントについてお話してきましたが、
今回からは塗料について…

『外壁塗装について、何の知識もない』という方がいらしたら

今日から「塗料の種類」について、私とお勉強していきましょう!!

 

外壁塗装は建物の美観に関わるだけではなく、紫外線や雨風から建物を保護する役割も果たします。
また、使用する塗料によっては防水や防カビなどの機能で家を守ることが可能です。
外壁は一度塗装すればずっと持続するわけではなく、年月とともにダメージを受けて
さまざまな劣化現象が起こるため、塗装面の塗り替えが必要になります。

 

塗料の種類

外壁・屋根を塗り替えるにあたり、まずは、塗料にはどんな種類があるのか!を知りたいですよね。

選ぶ塗料の種類によって、塗り替え時の重要なポイントとなる耐久性をはじめ、
性能や価格が決まってきますので、塗料選びは重要ポイントになると思います!!!!!

 

塗装用の塗料は非常に様々な種類がありますが、基本的な分類はそこまで多くありません。
大きく分けて塗料のグレードと、それを水、シンナーのどちらで溶かすのか、
そして塗料が主材と硬化剤に分かれているかということで分類されます。

最も大きい分類として、耐久性(どれくらいの間外壁等を保護する機能を有する事が出来るか)を
決定づける樹脂によって分類されます。

 

★配合される樹脂により分類(グレード)

一般的な外壁・屋根塗装で用いられる塗料は、有機塗料と呼ばれ、石油などの有機物(炭素を含むもの)を
主成分とした樹脂を使用しています。

アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの樹脂がこれにあたり、
塗膜の基本性能は樹脂によって大きく左右されます。

  塗膜とは:外壁や屋根に塗った塗料が乾燥して固まって膜状になったものを指します。

塗膜には建物を保護し、建物の劣化速度を速める水(雨)・紫外線・熱によるダメージから
家を守る働きがあり、この塗膜の働きが建物を雨風から守っています

色あせやチョーキングなどの塗膜の劣化事象は、この有機物が原因となり発生します。

  チョーキングとは:白亜化現象とも呼ばれ、外壁を指で触った時に白い粉がつくことをいいます。

白い粉の正体は、雨や紫外線によって塗料の中の合成樹脂が分解され、
顔料が粉状になって塗装表面に現れたものです。

 

★何で塗料を薄めるのかで分類(水性、弱溶剤、溶剤)

塗料はそれだけではドロドロしていて、非常に塗りづらいです。塗りづらい状態のまま塗ろうとすると、
手間と時間がかかるため、塗料は何かで少し薄めて塗りやすい状態にしてから塗ります。
この時何で薄めるかによって分類されます。

薄めると言っても塗料全体の数パーセントです。
気温、湿度、塗り方(はけで塗るか、ローラーで塗るか)などによって希釈率(何%混ぜるか)が
変わるので、職人の経験等で判断します。

 

希釈材(樹脂を溶かして液状にするために入っている液体)が水の場合「水性塗料」

溶剤(物質を溶かすのに用いる液体、アルコール・シンナー・ベンジンなど)の場合「油性塗料」


塗料のニオイに心配・不安のある方は「水性塗料」がオススメです。

特に外壁に使用する塗料のニオイは窓等から室内に入り込みやすいため、
安全でニオイの少ない水性塗料を選んでおくと安心です。

 

油性塗料の中にも「溶剤系塗料」「弱溶剤系塗料」があります。

弱溶剤塗料は、塗料専用に作られた弱めのシンナーを使い、溶剤塗料は強力なシンナーを使用するので、
シンナー臭が強いです。しかし、その分、水性にはない耐久性を持っているので、強力な保護膜で長く
保護したい場合などには、弱溶剤、溶剤塗料がオススメです。

近年、水性塗料が進化し、弱溶剤とほとんど変わらない耐久性を持つものも出てきています。

 

★1つで塗料として成り立つのか、2つ組み合あわせるのかで分類(1液型、2液型)

アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの塗料には、それぞれ水性、弱溶剤、溶剤塗料があります。

さらに水性、弱溶剤、溶剤にもそれぞれ、1液型、2液型という分類があります。

コーキング材(シーリング材)にも、下塗り用シーラーや、エポキシ樹脂塗料などの下地調整材にも
1液型、2液型という分類が存在します。

1液型、2液型とは、塗料が「1つの缶の液体だけで塗料として使うことが出来るのか」、
「2つの異なる缶の液体(硬化剤・主材)を組み合わせて塗料として使うのか」で分類されます。

 

1液型:塗料缶1つで、そこに水やシンナーを入れて薄めて塗る。

    硬化剤が適切な分量で混ざられているので、すぐに使う事が出来、手間がかからない。
    価格が比較的安く、余っても次の日に使える。

2液型:塗料缶2つで、主材(塗料)と硬化剤に分かれおり、塗装の直前に混ぜ合わせることで塗料
    となり、
そこに水やシンナーを入れて薄めて塗る。

    耐久性、耐候性が高く、様々な場所に塗る事が出来る。
    価格が比較的高く、混ぜたらすぐに使わないといけない。

 

 

有機塗料以外に、鉱物やレンガ、ガラスなどの無機物(炭素を含まないもの)を配合して作られた
無機塗料があります
一般的にはセラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料のことをいいます。

 

いかがだったでしょうか?

なんか、複雑で?な感じでしょうか?

では、では、
次回は、有機(樹脂)塗料についてお勉強していきたいと思います。

                                                                       

 

 

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これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、
誠心誠意対応させていただきます。

 

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